学部のサイトにGoogleスライドが埋め込まているので、それをダウンロードするCLIツールを作成しました。
Rustで実装されており、現在はWindows、MacOS、Linux用のビルドが利用可能です。
機能
- ユーザー名やパスワードの入力、科目や講義の選択などを対話形式で行えます。
- PDF形式でのダウンロードに対応しています。
- 科目や講義ごとで一括ダウンロードが可能です。
背景
このツールの発想自体は決してオリジナルなものではありません。偉大な先人たち、特にINIAD++に影響を受けています。
しかし、私がこのツールを知った時点で、以下のような課題を感じました。
- INIAD++はGoogle Chrome拡張機能であるため、他のブラウザでは利用できない。
- 一度にダウンロードできるスライドが一つだけである。
- HTML形式でのダウンロードであり、インタフェースが独自である。
そこで、これらの課題を解決するために、ツールの作成を決意しました。
今後の展望
スライドの結合
授業によっては過剰にスライドが分けられており、閲覧が不便な場合があります。そのため、スライドの結合機能を追加したいと考えています。
画像の最適化
オフラインで閲覧できることを目標としているため、このツールでは挿入された画像をBase64形式で埋め込んでいます。しかし、これによりファイルサイズが大きくなってしまうため、画像の最適化機能を追加したいと考えています。